訓子府町でセミナー・実演・展示を開催
ホクレンとオホーツク総合振興局、北見農業試験場は、11/8(水)に訓子府町公民館で「オホーツクスマート農業セミナー2017」を開催しました。会場には、生産者や農業関係者ら172名が来場。GNSSガイダンスおよび自動操舵に関するセミナーや試乗体験、スマート農業に関わる製品の展示を行いました。
管内生産者による導入事例の紹介
セミナーでは、オホーツク管内で畑作を経営する2名の生産者からGNSSガイダンスと自動操舵の導入事例が紹介されました。
訓子府町の生産者の方は、今年度からGNSSガイダンスと自動操舵を導入し、秋まき小麦の耕起・整地・は種・除草剤散布・雪腐病防除、緑肥のすき込みで活用。「防風林の陰では精度が落ちる」との問題点を指摘し、来年度から本格的に活用するとの意気込みをお話されました。
美幌町の生産者の方は、平成25年にGNSSガイダンスを導入し、ブロードキャスター肥料散布のナビゲーションに使用。現在では自動操舵も導入し、耕起・砕土・整地・は種・肥料散布で活用。「体が楽になり、作業機に集中できるため作業機の異変をいち早く察知することができる。作業がまっすぐ仕上がるため後の管理作業が簡単になり、無駄な走行や掛け合わせが減ることによって作業時間も短縮された。」と導入の効果を語りました。「トラブル発生時には町内30名程の生産者が加入するLINEのグループトークを活用することで、問題がサーバー側にあるのか自身の機器側にあるのか、原因の絞り込みを迅速化できている」とのお話もありました。
セミナー会場の様子
試乗体験コーナーの様子
展示ブースの様子
以 上