ついに農薬散布ドローンの納品開始!
6/22(木)、岩見沢市の農業法人(有)ユニオンシステム様に(株)エンルートの農薬散布ドローン「ZionAC1500」が納品されました。ホクレンでは、空知管内で先行して農薬散布ドローンの販売を開始しており、今回が初めての納品となりました。
※写真の赤キャノピーはオプションであり、標準セットでは白キャノピーとなります。
その場ですぐに組立
納品時には、メーカーである(株)エンルートをはじめ、認定整備事業所である(株)ホクレン油機サービス岩見沢支店、JAいわみざわ等多くの関係者が立ち会いました。ドローンは折りたたまれてジュラルミンケースに入った状態で納品。機体は、(株)ホクレン油機サービス岩見沢支店の担当者がその場で組み立てし、(一社)農林水産航空協会から交付される登録番号のシールを機体に貼付しました。登録番号は、車のナンバープレートに該当するもので、機体への貼付が義務付けされています。
付属品も合わせて納品
機体に加え、コントローラーやバッテリー(2個)、充電ステーションの標準セットが納品されました。飛行の際にはバッテリーは2個必要であり、標準セットで2個付属しますが、1フライトの飛行可能時間は15分程度(約10分で1ha程度の散布が可能)であるため、数ha分の散布を一度に行う場合には予備バッテリーを追加購入する必要があります。充電ステーションでバッテリーを充電する際は、満充電まで約1時間を要します。
早速圃場でテスト飛行!
組み立て終了後、軽トラックにドローンを積んで圃場に移動し、早速テスト飛行を行いました。納品されたばかりの「ZionAC1500」は順調に飛行し、すぐにでも実際の作業に使えそうです。ドローンを手にした水上代表取締役は、「これまで水稲の除草や防除はスプレーヤーで行ってきたが、これからは殆どドローンで行うことになる」と期待を語りました。
ダンボールに入って納品されたドローン
ジュラルミンケースに入った状態で納品
プロペラの取り付け
登録番号の貼付
コントローラー
軽トラックに積載されたドローン
以 上