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上士別で自動給水装置の実証試験開始!

2017/06/29
  • スマート農業情報
上士別で自動給水装置の実証試験開始!

ホクレンと農研機構で実証試験を開始

ホクレンICT推進課と米穀生産課では、6/13(火)から上士別の生産者圃場にて農研機構がSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)において開発した圃場水管理システムの実証試験を開始しました。圃場水管理システムは、今年度から全国9カ所で実証試験が行われており、道内での機器の設置は今回が初めてとなります。設置の際には、農研機構の若杉上席研究員より機器の説明や実演が行われ、農協や行政の関係者約20名が集まりました。


 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

圃場水管理システムとは

圃場水管理システムは、水田の水位や水温の確認、給水バルブや落水口の制御をスマートフォン等から遠隔で行うことができます。気象データと積算気温等を基にした生育データを組み合わせた高度な水管理を自動で行うことも可能です。また、水温上昇を目的とした夜間給水も簡単に行うことができます。水田まで行かなくても水管理を行えるようになるため、作業時間の短縮など大幅な省力化が期待されます。


 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

取付も簡単、太陽光発電で電源も不要!

圃場水管理システムを導入するには、データ通信用の基地局を設置し、バルブへの制御装置の取付が必要。既存の給水バルブのハンドルを取り外し、その上にモーターの入った制御装置を載せて固定するだけで取付は完了。ほぼ全ての給水バルブに対応します。基地局と制御装置は、いずれもソーラーパネルによって電源を自給するため、電源は不要。基地局と制御装置との間は無線で通信が行われ、見通しの良いところで半径500m程度をカバーすることができます。通信の範囲は、今後の改善が進めば半径数kmまでカバーできる可能性があります。


 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

水管理労力の9割削減を期待!

今回の実証では、3.4haの圃場にある5カ所の給水バルブに制御装置を設置。水管理に要した作業時間について、システムを導入していない従来の圃場と比較し、作業時間の短縮効果について検証を行います。実証に協力頂いている生産者の方は、「上士別地区では基盤整備事業による水田の大区画化が進み、水管理の労力は既に3割ほど削減されている。今回の実証試験で水管理が自動化されれば、水管理労力の9割削減も期待できる。」と語りました。


 

実証試験の様子は動画で!

実証試験の様子は、下記のURLから動画でご覧いただけます。
https://youtu.be/ApYPbymA_2o


 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

設置時には、既存の給水バルブのハンドル部分を取り外す











 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

給水バルブの上に制御装置を設置してボルトで固定











 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

水位センサー











 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

田面に差し込まれた水位センサー











 

上士別で自動給水装置の実証試験開始!

水田側から見た給水バルブの様子



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